オタクでもヘアセットがしたい!

 

 

突然ですが、あなたはヘアセットをしたことがありますか?

仕事に行くとき、遊びに行くとき、好きなあの子にアタックをするとき...

様々な場面で髪をセットする時があると思います。

ヘアセットをしたことがない方は、少なくとも「水でハネた髪を直した」ことはあることと思います。

 

坊主は知らん。

 

 

 

こんにちは。ゴロリです。

 

はじめに

全オタク達に向けた、カッコよくなるための記事です。

現理容師である自分自身が様々な経験で培ってきた技術をまとめましたので、よろしければ最後まで読んでいってください。

 

 

この記事を書いたきっかけ

自分の本業である理容師になるまでは、髪のセットなんて縁がないなあなんて思っていました。しかし、仕事に就いてお客さんや先輩スタッフの髪を見たり、外に遊びに行った時に周りの人を見るようになってから初めて気づきました。

 

「あれ?俺、ダサくね...?」

 

ストレートに思ったのです。

これはイカン!と思い、自分を変えるべくヘアセットの動画を見たり、先輩から聞いたりするなどして勉強し、拙いながらもセットが出来るようになりました。

 

オタクでもバチクソにカッコいい人はいます。

しかし、無頓着な方が多いのも事実です。

本記事を読んで、周りの友達から「ちょっと違うね」という印象を少しでも持っていただければという思いでこの記事を書くに至りました。

 

 

どんなものがあるの

ヘアセットをするにあたって、やはり難しいのはスタイリング剤の選定です。

自分の髪質や髪の量、どういうヘアスタイルを目指しているかによって変わってきます。

まずはそれぞれの特徴について挙げていきます。

 

・ワックス

どの髪型にも対応しているのが大きな特徴です。

髪にボリュームを出したり、毛の流れを表現したり、ツヤを出したりと、用途は様々。

 

・ムース(フォーム)

泡状で出る整髪料です。こちらもどの髪型にも対応しており、ワックスと似たような使い方ができます。また、パーマやクセ毛に対してかなり有効で、ウェーブの表現を強調することができます。

 

・ジェル

ゲル状の整髪料です。主に濡れた感じの質感で、ガッチリとホールドしてくれるものがほとんどです。

最近流行りのパート分けのカッチリしたスタイルに多く使われています。

 

・スプレー

霧状に出る整髪料です。

自分の決めたスタイルに吹きかけてホールドするために使います。

ワックスやムースなど、固形状の整髪料でセットしたあとに仕上げで使うことも多いです。

 

・オイル

髪の保護や、髪をまとめたりするための整髪料です。

ヘアアイロン前、またドライヤー前に保護剤として等、髪をダメージから守るために使われることが多いです。

髪が長い人がよく使ってるイメージ。僕も使ってます。

 

・バーム

ちょっと前から流行りだした固形状の整髪料です。

アバターやミツロウなど、天然由来の成分からなるもので作られており、なんと全身の保湿にも使えてしまう万能の整髪料です。

固形状ですが手に乗せて温めると液体になります。

オイルのように使えますが、主に仕上げとして髪をまとめるために使われます。

こちらも髪が長い人がよく使ってるかな?女性に超人気です。

 

他にもグリースやヘアミスト、ポマード等ありますが長くなりすぎるので割愛します。

 

 

結局どれ使ったらいいんだよ

とりあえず万能なワックスから攻めるのが正解かな、と思います。

使い方がわからないままジェルやオイルを使うとボディービルダーよろしくバッキバキのテッカテカになります。

 

僕は今パート分けをしていて、テニスの王子様の手塚ぐらいの髪の長さなので、ちょっと柔らかめのワックスとオイルを少し混ぜて後ろに毛が流れて固まらないぐらいのニュアンスでセットしています。

ヘアアイロンを使うときは良い感じに固まるワックスとスプレーを使っています。

 

このように、自分の「良い感じ」を探しながら自分の好みを見つけていくわけです。

絶対にこれがいい!という答えがないのもヘアセットの良さだと思っています。

 

 

ヘアセットしようぜ

整髪料を決めたらいよいよヘアセットです。

 

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今回は誰でも使えるワックスで、この写真をベースに進めていきます。

さすがに肖像権が怖いので実写のモデルはやめました。

 

しかし使う量が分からないままではどうしようもないので、このぐらいが無難かな?という量を撮ってみました。

 

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まずはビー玉ぐらいの量から攻めていきましょう。これを数回繰り返して、少しずつ全体に馴染ませていきます。髪の量によりますが、3~5回がベストかなと思います。

 

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一撃必殺はやめましょう。

 

手全体にしっかりとワックスを馴染ませて、髪の毛先から中間にかけて散らすようにつけると細かい毛束が出来、今風のかっこいい感じが表現できます。

 

ワックスをつける際は、

①後ろ

②横

③上

④前

の順でつけていきましょう。

 

前髪を最後にする理由として、前髪にワックスが付きすぎてしまうと前髪が割れてしまい、髪が薄く見えてしまう可能性があります。

あと前髪は中間から毛先だけにつけると失敗が少ないです。

また、手でペラペラと髪をめくるようにして、すべて頭のてっぺんからスタートして、後ろの髪、サイドの髪、前髪の手前までペラペラしていくと髪の裏側にもワックスが付き、馴染ませが簡単になります。

 

全体にワックスがなじんだらクシャクシャになっている髪を降ろしていきます。

この時、上に重なっている髪を持ちながら下の毛をファサファサすると何となくいい感じになります。

大きな毛束は縦に割くようにしていくと細かい毛束ができます。

 

拙いですが動画のほうが分かりやすいかと思いますので、実際にやってみました。

この説明の通りになっていないこともあるかもしれないので、大目に見てくださると幸いです。

優雅な音楽とともにお楽しみください。

前カメラ固定です。

 

youtu.be

 

いかがでしょうか?説明とこの動画で少しでも掴んでいただけたでしょうか?

こんな感じでも、最初の何もしていない髪とは全く違うことがわかるはずです。

 

 

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前と後ろから見るとこんな感じになります。

どうですか?それっぽいですよね?

最初はできなくても、少しずつ回数を重ねていけばできていくようになります。

上手くいくかわからないときは、すぐ流せるようにお風呂に入る前に練習してみてもいいかもしれません。

 

 

おわりに

ヘアセットは一日にしてならずです。

毎日の積み重ねによってできるようになっていくものなので、根気よく続けていくことがカッコよくなるための近道じゃないかなと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。